ふもとっぱらキャンプ場と富士山
新型コロナ感染防止対策
2020年6月1日から当面の間、完全予約制となります。必ずネット予約でご予約の上お越し下さい。

静岡県富士宮市の富士山の麓にある「ふもとっぱら」(キャンプ場)(有料・予約不要)を紹介します。

ふもとっぱらとは?

ふもとっぱらは、炊事棟、トイレ、お風呂、宿泊施設などが完備された充実したキャンプ場で、バーベキューコンロなどのバーベキュー器材や炭、バーベキュー食材などを持ち込めば、誰でもバーベキューが楽しめます。 

↓圧巻の景色!目の前にそびえ立つ壮大な富士山を眺めながら、大きく広がる空の下、大草原の中でキャンプやバーベキューが楽しめます。

ふもとっぱらキャンプ場と富士山

↓「ふもとっぱら」での楽しみは無限大!富士山の「ふもと」の何も無い「原っぱ」での体験は、たくさんの楽しみがつまっています。

ふもとっぱらでの楽しみ方の案内掲示板

全体マップ

↓ふもとっぱらの地図です。(出典:㈱ふもとっぱら)

ふもとっぱらの地図

入口近く(地図左側)に、駐車場と管理棟(受付)、宿泊、食堂、大浴場などの施設が集まっています。富士山に向かって奥へ(地図右側へ)進むとキャンプサイトがあります。

キャンプサイト(BBQサイト)

●どこからでも富士山と毛無山が望め、全サイト、車両を乗り入れてテントに横付け可能な全面フリーサイトです。

●キャンプサイト内であればどこでバーベキューをしてもOKです。

木陰など日差しを遮るものがほとんど無いので、テント・タープは必須です。場所によっては、地面が固くてペグが打てないので、ソリッドステーク(鍛鉄製ペグ)や土のうなどを用意した方がよいです。風がかなり強いので、テントが飛ばされないよう使用を見合わせた方が良い日もあります。

↓バーベキューも楽しめるキャンプサイトへは、車・バイクの方は、この「草原入口」の看板のある道を通ります。

ふもとっぱらのキャンプサイトへの通路

設備

水道、トイレ、自炊場(野外キッチン)、センターハウス(屋根付き自炊棟)、食堂、大浴場、ゴミステーション、灰捨て場は共有スペースです。利用者同士で譲り合って使います。

管理棟(受付・売店)

↓管理棟(受付)です。管理棟前の駐車場に車を駐車した後、こちらの受付にて、料金の支払いや、入場・宿泊の手続きを済ませます。

ふもとっぱらの受付

管理棟内の売店では、炭、薪のほか、ガスボンベ、ランタン、調味料、カップラーメンなども販売しています。バーベキューコンロやテントのレンタル(レンタル品は全て有料・要予約)も有ります。マウンテンバイクやセグウェイのレンタル(有料)も有ります。

水道

↓広大なキャンプサイト内には、このように水道が点在しているので、とても便利です。この水道の水は、背後の毛無(けなし)山からの湧水(飲料可)です。お湯は出ません。

ふもとっぱらの水道

トイレ

トイレも3カ所あり、安心です。

↓こちらは、一番入口に近いトイレ(牛舎トイレ)です。センターハウス(屋根付き自炊棟)の隣にあります。

ふもとっぱらのトイレ

↓こちらは簡易トイレ(夏季のみ使用可)です。シーズン中は混雑が予想されます。

ふもとっぱらの簡易トイレ

↓こちらはトレーラー型の簡易トイレ(富士山トイレ)で、一番奥(富士山側)のトイレです。これより奥へ行くと富士山は近いですが、トイレが遠くなります。

ふもとっぱらのトレーラー型トイレ

その他、2019年7月に完成した草原中央トイレがあります。

自炊場(野外キッチン)・自動販売機

↓自炊場(野外キッチン)です。自動販売機もあるので安心です。

ふもとっぱらの自炊場と自動販売機

↓ふもとっぱら名物「逆さ富士」。自炊場(野外キッチン)の横にあります。

ふもとっぱらの逆さ富士

ふもとっぱらは、撮影のためだけに訪れるカメラマンが多く、逆さ富士をはじめ全ての景色が絶好の富士山撮影ポイントとなっています。 (池での釣り・水遊び・遊泳は禁止されています。)

センターハウス(屋根付き自炊棟)

↓センターハウス(屋根付き自炊棟)です。ふもとっぱらの真ん中あたりにあります。テーブル&椅子、炊事場があり、雨天時はここでバーベキューが可能です。

ふもとっぱらのセンターハウス

食堂・大浴場

↓食堂と大浴場のある建物です。

ふもとっぱらの食堂と大浴場

宿泊施設

翠山荘

↓翠山荘です。定員10名の小さな別荘です。キッチン・トイレ・風呂付。

ふもとっぱらの翠山荘

毛無山荘

↓毛無(けなし)山荘です。大和室50畳(25名)×4室 / 和室8畳×1室 / 和室6畳×1室。キッチン、トイレ、シャワールームは宿泊の方共有

ふもとっぱらの毛無荘

コテージ柏

↓新しくできたコテージ柏です。

ふもとっぱらのコテージ柏

駐車場

↓楽しみの始まりはこの入口から!入場門はこの「ふもとっぱら」の看板が目印。

ふもとっぱらの出入口

写真右手の青い車の方向へ入り、道なりに直進します。未舗装路で土がむき出しになっていて、雨上がりの翌日などは水たまりが多くあります。パンクを防ぐためにも徐行することをおススメします。

↓ほどなく無料駐車場に到着!この受付前の駐車場は無料ですが、サイトへの入場は有料です。

ふもとっぱらの受付と駐車場

注意事項

 ・樹の下への車の侵入、キャンプ等禁止(樹木の根っこを痛めてしまうと、木が弱ってしまうため禁止されています)

・場内での日没後~翌朝8時30分までの車の走行は、原則禁止。

・使用済みの炭・灰は指定場所にて処理し、バーベキューなどのゴミは楽しい思い出とともに全て持ち帰りです(ゴミの有料引き取り有り)。

・直火禁止(脚付きコンロ、焚火台などを使用してください)

・花火禁止

・発電機の使用禁止 ・騒音行為禁止(特に午後8時~翌朝8時まで、大きな音を出す行為を禁止)

・ペットはリードをつけてください。

買い出しメモ

バーベキュー食材の買い出しには、道の駅「朝霧高原」やスーパー「あさぎりフードパーク」が近くにあります。

道の駅「朝霧高原」では、地元の新鮮な野菜をはじめ、特産品のハム、地酒、ミルク、アイスクリーム(朝霧高原のミルク使用)なども手に入ります。その中でも特におすすめは「自然薯」(山に自生する貴重な国産ヤマトイモ)です。自然薯を洗って皮をむかずにそのままバーベキューで焼くと甘みが増してとても美味しいので、ぜひ試してみてください。

◆施設情報◆

名称 ふもとっぱら
住所 静岡県富士宮市麓156
アクセス(電車・バス)

富士急行「河口湖駅」から富士急バス(富士急駅・新富士急駅行)で「グリーンパーク朝霧」下車(乗車約60分)、毛無山登山口方面へ徒歩約30分

アクセス(車)

【東京・静岡(東名・新東名方面)から】東名高速道路「富士I.C」または新東名高速道路「新富士I.C」より西富士道路経由、国道139号線を河口湖・富士吉田方面へ、国道139号線沿い、朝霧高原グリーンパーク入口を毛無山登山口方面に曲がり、約1.5Km

【東京・長野(中央自動車道方面)から】中央自動車道「河口湖I.C」より国道139号線を富士宮市・富士市方面へ、国道139号線沿い、朝霧高原グリーンパーク入口を毛無山登山口方面に曲がり、約1.5Km

休場日

無し(通年営業)

営業時間

チェックイン:8時半~17時、チェックアウト:14時

キャンプ利用料金

【日帰り(17時まで)】中学生以上:500円、小学生:250円、バイク・自転車:500円、普通車・軽自動車・中型車:1,000円、キャンピングカー・トレーラー・大型車:2,000円

【1泊(翌日14時まで)】日帰り料金の2倍です。

※キャンプ利用料金は2019年10月14日に上記に改定されました。

問い合わせ先

ふもとっぱら(℡0544-52-2112、08:30~17:00)

コメント

ふもとっぱらは、どの場所から見ても富士山のてっぺんからすそ野まで見渡せ、かなりの感動に包まれるキャンプ場です(富士山は天気の悪い時は見えません)。

大阪からの出発でしたが、富士山の息をのむほどの美しさを眼前に、澄んだ空気を吸って、長距離移動の疲れもぶっ飛びました。新幹線の車窓で遠目に見る富士山とは比べ物になりません。

「2015年に長渕剛さんが10万人ライヴを開催した地」と知って行きましたが、その大地のスケールの大きさと空の広さは想像以上で、今まで見てきたキャンプ場(バーベキュー場)の中で一番です。

ふもとっぱらは、海抜830mの高原に立地しているので、夏は避暑地のように涼しく、キャンプ&バーベキューが楽しめます(早朝と夜は真夏でも寒いので、長袖の上着が必要です)。

思いっきり深呼吸をして、思いっきり走り回って、思いっきりバーベキューのできるこのキャンプ場が、500円(大人)で日帰り利用できるのも素晴らしいです。 水道やトイレなどの必要最低限の施設が整っており、それ以外は何も無い草原。そんな「ふもとっぱら」での体験はプライスレスです!

※投稿日:2016年11月28日、更新日:2022年1月24日

※皆さんのお役にたてるよう、熟慮の末の記事です。どうか写真を含めて無断転載はご遠慮ください。 

*****************
★BBQ食材の宅配★
大阪のバーベキュー食材宅配専門店「BBQ宅配ワールド」は関西のバーベキュー場を中心に食材を宅配しています。
*****************